良く見ましょう
ピコのモデルは、本来パンタの出来が非常に繊細な所が特徴でした。
一時期、ホビーがメインになったため、ゾマフェルド系構造のパンタが増えた時期がありましたが、最近は原点回帰。このE52マシンでは、旧型パンタの大振りなスタイルが、見事に復活しています。
下回りの見所であるロッドも、しっかりとボルト頭や連結金具がしっかりと再現され、赤の塗装も鮮やかに彩色されています。砂撒き管が、車輪の下までしっかりと伸びています。
コンピュータナンバー化されるまで残存できたE52は少ないのですが、後継機となったE50とともに重連で働いた時期もありました。
貨物機なので、最高速度は遅かったのですが、ロッドをシャカシャカ言わせながら走行するサウンドは、特徴のあるモーターの界磁音に交じって旧型機を代表する雰囲気を醸し出していました。今回のサウンドデコーダーは、ロッドの音はしないものの、この音を楽しむことが出来ます。
・・・次回へ続く。