デコーダを変えてみる
新たにやってきたハグのスイスロコ。
作りたてほやほやの新品ですが、製品自体は古くからの外観状態が維持されています。古き良き1980年代のハグそのままの外観です。唯一、カプラーがNEM対応になったところでしょうか。
でも、仕様的にはDCCに変わりましたので、どんな感じに変化しているか蓋を開けて確認してみます。
って、全然変わっていないやんけ~~~~~~!!!
21MTCデコーダを搭載する小さな基盤が両面テープで床板に追設貼付され、電球だった前照灯がLED実装の小さなプリント基板に変更されているくらいで、レール集電とパンタ集電の切り替えスイッチの部分は、以前の製品のままです。
車体に内部が見えないように黒いペーパーでの簡易な目隠しが追加されていますが、これはたまにロコのモデルでもある手法です。
DCC対応に集電性を向上させるため、マイナス側の黄色配線が追加されています。非動力側の台車は、DCC化ビデオの追設工事と同じ配線の追設状態ですが、モーターのフレームにも配線が追加されています。
そして、モーターの+-の両方の端子に、メルクリンと同様に抵抗が中継されています。両極をつなぐコンデンサーは、ノイズキラーとして必須ですね。
デコーダは、LP5になります。これはLS5へ今回交換します。
黄色の配線は、スイッチの部分でフレームとまとめて接地されています。
さて、デコーダをサウンド仕様に交換です。
今回は音量を考慮し、手持ちの∮23スピーカに交換します。大量に余っています。
デコーダは上からLS5、LP5、LP3となります。
スピーカのエンクロージャーは3Mの厚手両面テープを重ねて貼付しました。
この状態でサウンドを書き込みます。ちょうどLS4用の音源がHAG向けとしてESUのHPにて提供されていますので、そのライブラリを書き込みます。
書き込み後、通電試験をして良好であることを確認し、車体を被せて作業完了です。
LEDは黄色のようです。
・・・次回へ続く。