穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

HAG 22010-21 SBB Re4/4 No.10050 その1

デコーダを変えてみる

 新たにやってきたハグのスイスロコ。

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 作りたてほやほやの新品ですが、製品自体は古くからの外観状態が維持されています。古き良き1980年代のハグそのままの外観です。唯一、カプラーがNEM対応になったところでしょうか。

 でも、仕様的にはDCCに変わりましたので、どんな感じに変化しているか蓋を開けて確認してみます。

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 って、全然変わっていないやんけ~~~~~~!!!

 21MTCデコーダを搭載する小さな基盤が両面テープで床板に追設貼付され、電球だった前照灯がLED実装の小さなプリント基板に変更されているくらいで、レール集電とパンタ集電の切り替えスイッチの部分は、以前の製品のままです。

 車体に内部が見えないように黒いペーパーでの簡易な目隠しが追加されていますが、これはたまにロコのモデルでもある手法です。

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 DCC対応に集電性を向上させるため、マイナス側の黄色配線が追加されています。非動力側の台車は、DCC化ビデオの追設工事と同じ配線の追設状態ですが、モーターのフレームにも配線が追加されています。

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 そして、モーターの+-の両方の端子に、メルクリンと同様に抵抗が中継されています。両極をつなぐコンデンサーは、ノイズキラーとして必須ですね。

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 デコーダは、LP5になります。これはLS5へ今回交換します。

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 黄色の配線は、スイッチの部分でフレームとまとめて接地されています。

 

 さて、デコーダをサウンド仕様に交換です。

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 今回は音量を考慮し、手持ちの∮23スピーカに交換します。大量に余っています。

 デコーダは上からLS5、LP5、LP3となります。

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 スピーカのエンクロージャーは3Mの厚手両面テープを重ねて貼付しました。

 この状態でサウンドを書き込みます。ちょうどLS4用の音源がHAG向けとしてESUのHPにて提供されていますので、そのライブラリを書き込みます。

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 書き込み後、通電試験をして良好であることを確認し、車体を被せて作業完了です。

 LEDは黄色のようです。

 

・・・次回へ続く。