めりはり
自宅が職場という、自営業の方々には当たり前のことかもしれませんが、サラリーマンである穂のでん坊やは、毎日の通勤がメリハリをつける境界時間で気分転換にもなっていました。
この俄かテレワークの普及?で、自宅兼寝室兼執務室という環境になると、メリハリの付け方が物理的には出来ますが、居場所的には付かなくなり、自然に体重増加と筋力低下の懸念が増すわけになります。
かといって、いたずらに外に出るのも、都会のど真中では密に入り込む可能性もあり、ナカナカ難しいものもありますので、おうちでやろう運動の工夫が必要になります。さてさて・・・。
安普請ちゃんですが、以前のホビーよりも随分とスッキリとした仕上げになりました。ゴテゴテ感が無いところもメルクリンらしさでしょう。
やたらと細密化するあまりに、ちょっとオーバースケールの小物部品を付けまくると、ゴタゴタ感が生じます。そこの当たりの取捨選択が上手なのが、歴史の長いメルクリンの見せる技でしょう。
本来は車上子類を台車回りにたくさん装備したいのでしょうが、走らせることを本筋とした場合は、脱線して部品が脱落する可能性を考えると、さっぱりと省略するというのもひとつの選択肢です。取捨選択とはそんなもんです。
欲張りすぎると破綻しますので、その辺りはメルクリンは熟知した選択を毎回見せています。あとはホビーか安普請ちゃんか、本気モデルかの違いで、重きを置く部分に違いを求めるのみです。
ん~、そういう意味でいうと、このモデルは安普請ちゃんにしてはちょっと凝り過ぎ? それとももう一声行きたい? どちらかは、なんともねえ。
ただお値段をベースに考えると、もう一声あった方がいいんではねえかい?という感じでしょうか。
・・・次回へ続く。