ウロウロした挙句に
なんだか暑い日が増えるにつれて、何かとアチコチ出歩くことが増えてしまった。1年前は石が発見されて入院手術をする羽目になってしまったが、今年は大丈夫だろうか・・・・。
てな具合で、モケイをいじる時間も確保できず、夜は早く床にこもってしまう日々が続きましたが、少し遠出をした機会に日本之鐡道原風景を観ることになりました。といっても普通の景色ですが・・・。
京都駅でも、こちらのホームでキハを見かけることは、かなり難しくなってきました。
昔は風光明媚な路線でしたが、アッという間に通り過ぎてしまいます。
観光客向けの路線として生き残っているだけでも奇跡でしょう。
ちょうど田植えの季節。良い季節です。このあたりになると定尺レールのジョイントが床下から響いてきます。生まれのイマイチな特急車は、ストレートに音が伝わってきて、昔の旧客並。まだキハ181のエンジン音の方が、ドッシリ感があってよかったかも。
というところで、ココでキハ特急とすれ違いました。
人影はまばらですが、これだけ並ぶと、何となく交通の要衝感が出ています。
そういえば、この車は交直電車ぢゃなかったでしたっけ??
この電車に乗り換える前に、途中下車でもしましょう。フクチアンのラーメンは時間が無いのでお預け。
以前来たときは、転車台を整備中でした。
サイドタンクの補強があるC11。残っていてよかったよかった。
ん~煙室のハンドルの向きが、イマイチ。
白いチューブらしきものがアチコチ巻かれていますが、夜のイルミネーション用でしょうか。テールが1個ですね。戦前スタイルに復元したつもりということでしょう。
説明書きがありました。
さてさて、福知山線と言えば、日本の16番古典レイアウト、蔵本村の原風景となります。電化されてしまっていはいますが、それなりに遺構が残っているようです。
降り立った駅は、かつての町の玄関口の駅。朝夕は特急が少し停車するようですが、それ以外は普通電車のみ。1時間に1本という典型的なローカル駅。まだ昼間時は委託駅員が常駐しているので良いのですが、なんとこの駅では大阪、京都、神戸には券売機で切符が購入できない微妙な距離に位置する場所。マルスがあるので、駅員がいる時間帯は長距離切符が買えます。
ホーム脇の並木、貨車が留置されていたであろう引き込み線。舞台設備は完璧です。
変な所にレンガ積みの壁がありますが、以前は油庫でもあったのでしょうか。レールを曲げただけの車止めが、郷愁を感じさせます。
この線路感がたまりません!
このようなモーターカーが留置されていましたので、まだまだ現役の線路のようです。よかったよかった。
こちらのホームが特急通過線として使用されていました。ラッシュ時間帯は、まだ使われているのでしょう。古い待合室も綺麗に整備されていました。
で、仕事を終えたら夜の新幹線で帰宅の途に就くわけであります。ここに至るまでに予想外の難儀をしましたが・・・・。