穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

2016-01-01から1年間の記事一覧

PIKO 51704 DBAG 112 137-5 Ep.6 その3

スッキリした出来 細密感が増した割には、随分とスッキリしています。別パーツ化したにも関わらず、ゴテゴテ感が無いのは、それぞれの部品がオーバースケールではない出来になっているからだと思われます。 この角度から見上げても、変な模型らしさが感じら…

PIKO 51704 DBAG 112 137-5 Ep.6 その2

やはりタダモノではなかった ロコの今年の最新改良品はサウンドがイマイチという感想でしたが、ピコはLoksoudを採用しているので、サウンドモデルをチョイスしておきました。 アナログ製品は春には発売されて、青山のお店にも大量に入荷したようで、今でも入…

PIKO 51704 DBAG 112 137-5 Ep.6 その1

今年は大型新製品多数! ピコは今年も大盛況。今年の目玉商品の第1弾である、旧DDRを代表する電機が漸く穂のでんにも入線しました。 112型と143型の両形態が発売されますが、以前も紹介した通りロコの良品が穂のでんには様々なバージョンが在籍しているので…

Roco 43658.2 ÖBB 1044 077-4 Ep.4 その3

サウンド化で魅力あるマシンに デコーダはライトの導光材の間に入れ込むため、microを使用します。電球はLEDの温白色に交換し、回路途中にCRDを入れました。 その他は製品オリジナルのままとして復元。ワイパーはガラスのモールドのままですが、随分と見栄え…

Roco 43658.2 ÖBB 1044 077-4 Ep.4 その2

足回りの改良をする 穂のでんのデジタル環境で使用するには、完全アナログ機のデジタル化改造が必要になります。ということで、 90年代前半の、ロコマシンの典型的な基板構成です。案の定、デコーダやスピーカを載せるスペースは簡単には確保できないので…

Roco 43658.2 ÖBB 1044 077-4 Ep.4 その1

蔵出し品 先週、雑誌を購入に銀座2Fに立ち寄り、何気なくショーケースを眺めていると、少々不可思議なマシンが1台新製品群に紛れて展示されていました。 値札の右隅に小さく書かれていた製品番号を見ると、43658.2とあり・・・・!?。 そのまま顔なじみ…

PIKO 51520 DB E41 452 'Rheingold' Ep.3 その3

実物の順番 1962年、「ラインゴルト」用の客車が新形式の62系に変更される際に、当時最新の旅客用電機のE10を高速化したE10.12型を準備していたのですが、その新車体の車両の製造がダイヤ改正に間に合わないため、その前のロットで製造中の従来の車体を使用…

PIKO 51520 DB E41 452 'Rheingold' Ep.3 その2

塗り分けベース モデルはラインゴルトと謳っているけれど、塗り分けがどうもしっくりきません。 銀屋根ではなく、赤屋根となっていることから、塗り分けの基本は昨年度のこの製品 1両のみ存在のタルキス色の青屋根車。これの相棒とすれば組み合わせとしても…

PIKO 51520 DB E41 452 'Rheingold' Ep.3 その1

今年のウソ電 今年のピコのウソ電モデルになります。 KastenのTEE色は伝統があるウソ電ですが、今回のモデルは少々ひねりを加えたモデルになりました。 まずE41をモデルにしたところがひねりの第1歩でしょう。 車番は実機が存在した最終機451の続番となって…

PIKO 51676 DB 103 135-0 Ep.4

最盛期の標準形 ピコの廉価103も、今年はいよいよTEEカラーを纏った80年代のバージョンの標準形が登場。お好みが選べるように、サウンドありと無しで昨年と同様ロングキャブとショートキャブがチョイスできます。 スカート無し、バッファカバーあり、シン…

久々の荷物

ペースは遅め 今年の東京地区は天候が不順で、その分模型生活も不調な日々が続きます。そのため写真の整理などが続くことが多くなりましたが。漸く年始予約品が2題のみ到着しました。といっても、このモデルを予約していたショップは、速攻送ってくるお店な…

何度も復活の

強運もいます 国鉄の末期、使途終了で廃車予定で保留留置になったにもかかわらず、様々な環境要因で復活を遂げる車両が居ました。 王子の水没で廃車予定の101系が大量に復活したこともありましたが、この写真の時期はそれらの復活車も一掃され、いよいよ初期…

複雑変遷での復元

周り巡って 前回の3603号車は、戦後にワラビで車体更新された標準車体車。 復元された同系のこの車両は、捨てたはずの旧車体。旧車体が別の事業者に廻っていき、最終的に元の鞘に戻った形で復元という、ラッキーなのか何なのか。 この旧車体は上田原の廃軍の…

作業し忘れ?

留置線の隅にて 代替車の大量導入により使途中止となり、解体されていくものの、なぜか解体し忘れたように隅っこに保管されているものもあります。 ワラビ標準車体の更新車は、各地方私鉄に散在していましたが、こちらの車体は80年代末まで残されていまし…

これも残ってはいるものの

どうしてココなのか? 使わなくなって、潰すわけでもなく、空いている場所に押し込んで残っているパターンにもいろいろあって、かつての彦根はその代表例であったでしょう。 今は跡形もなくなったこの場所。 この場所も使わなくなった車両や部品が押し込まれ…

残ってはいるものの

引退しても放置 引退しても、そのまま保管されているものもあります。展示されるわけでもなく、かといってスクラップにするわけでもなく、それなりの価値があるものの手入れをする資金もなく、とりあえず保管しているわけです。 この車両は、まだクラに保管…

形も復刻すると

活躍終わって元に戻る 大概、活躍が終わって博物館に入ると、このように原型に戻ります。 走らない前提のフォルムの復元なので、ハリボテ復刻の場合が多く。ゲルリッツ式台車は走って残すこともひとつの道かとも思ったりして。 とりあえず大井川でDT20が現役…

オリジナルのままで

最後まで一緒 同時期の電車でも、こちらは生まれから廃車までカラーリングが変わらず。 これも一つのポリシー。大師線は終焉の地であっても、本線でも最後の活躍ができるのは、流石に名車と言われるだけあります。 片開きのドアであっても、これが来るとなん…

復刻が大好き?

ごく自然な場合 最近、コンセプトを設けて電車が走り出すパターンが、とても乱立している感があります。 それはそれで良いけれど、それって早く言えば過去をなぞるだけ、という見方もできます。アツい思いが無ければ、観念先行で却ってつまらない結果に陥り…

昔も走ルンです

こちらが元祖? 寿命半分、価格半分などという謳い文句は、時代は違えども繰り返し起きるもの。 こちらが初代「走ルンです」というべきでしょうか。 クハ79と言っても、基本番代の004号車。末期はこのように他のロクサンと大差ない状態に整備されていまし…

ナハ54

まだ仲間は走ルンです さて、大井の入り口に保管してあった試作車はともかく、量産車の一部は房総地区で多数日々動き回っていますが、なぜかナハにも1本残存しています。 機器更新された3編成のうち、真ん中のナハ53が、ほぼ毎日動いています。 こちらは…

ESU 53451 LokProgrammer

やはりあると便利 ESUのLokSoundデコーダの、音源が入っている製品は、何かと入手が難しい。需要に生産が追い付かないような感じだそうで。そこで、最近は模型店でもユニバーサル版を大量に入荷し、それに対して音入れサービスをする方法にて対応することが…

東京総合車両センター 夏休みフェア2016

神の手あらわる! 最近毎年行われている大井工東京総合車両センターの一般公開。 今にもゲリラ豪雨が来そうな空模様の中、そそくさと向かいました。結果として午前中に見終えたので、雨には降られずに逃げられましたが、午後から行かれた方は濡れたかもしれ…

観察が大切

意外にも 銀座の待ち合わせ場所でメジャーな数寄屋橋には、有名な交番があります。 このマリオンのたもとにある交番は、屋根のデザインが特徴。有名な逸話になっています。この交番は建て替えが決まったので、楽しめるのは今のうちです。 さて、銀座5Fのお…

もうすぐ夏も終わり

少なくとも、30年前はそうでした。 ここ10年ほど、10月初旬まで暑い日が続くので、衣替えのタイミングを忘れてしまっています。 晩夏の朱鞠内。昼過ぎのひととき。 この時期になると、宗谷本線の夜行列車では暖房が稼働し出すこともありました。

朱鞠内

いにしえの 今や鉄路では向かうことのできない、朱鞠内。 集落はかろうじて残存しているようです。1日数本しか列車は来ませんでしたが、夕刻にはこのように上下列車が揃うことがありました。 列車が出発して暫くすると、風の囁きしか聞こえてこない、大自然…

L.S.Models 16015 DBAG 184 003-2 Ep.5

少数派 今のように直通貨物が当たり前となったEUになる以前の欧州では、特に饋電仕様が異なる国での直通列車は、原則は機関車の付け替えになっていました。 しかし、一部の区間は相互に乗り入れ運用する方が合理的な場合もあり、そのために複電圧仕様の車…

デハ3452

雪ヶ谷のヌシ 戦前の名車も、末期の活躍をしていた頃。この後ツートンの復刻塗装がされ、目蒲と池上での混用運用に入り、引退していきました。 2社の競作となった本形式。少数派のワラビ製は重厚な折妻スタイルが特徴。

JAM2016

第17回 国際鉄道模型コンベンション 去年は盛り上がりに欠けたJAMでしたが、今年は参加グループも増え(戻り?)、それぞれの展示品も完成度の高いモジュールが多く展示され、漸く見応えが戻ってきた感がありました。 ゲリラ豪雨を避けながら、ちょっと…

少数族

2扉セミクロスシート車 古くはデハ43200での割付けである由緒正しい2扉セミクロスシート車は、新性能車では少数派。新造車では417と713の少数製造のみ。後に同様の割り付けで改造族の717や413が加わって、その族は増加したものの、如何にせん地方用と…