穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

GW連休初日

工作週間開始!!!

 昨年のGWは、秩父に行ったり都内の公園にアチコチ通ったりと、ナマケモノの穂のでん坊やにとっては活動的な外出をしていましたが、今年は普段通りのゴロゴロダラダラのGWになります。

 とはいいつつ、工作のネタは沢山仕込んでおきましたので、それを一気に?片付けることにもなりますが、今年特有の問題としては部屋の大片付けもあります。

 さて、今日はとても良い天気。昨日のような夕立もなさそうです。昨日は久々に街を歩く機会がありましたが、不要不急ではなく通院という止むにやまれぬ事情も穂のでん坊やは抱えておりまして、薬漬け?の人生になっています。

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 ということで、まだ天気の良かった南武線の乗客になるのですが、ちょうど良いことにN35編成がお目見え。

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 このような特異な装置を搭載した編成であります。光ってないので本日は休業中。

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 道中、ふと思い立って地上に出ました。本当に人影まばら。

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 秋田へ旅経つ前に、人影が入らず写真を撮ることはできないと思っていましたが、思わぬ状況でこうなりました。流石にカメラを持ち歩くような気になれなかったので、少々悔やまれるようなところもありますが、どっこい、今のスマホは相当な性能です。

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 雨宿りの人々が数人、百貨店の軒下に居るくらいで、本当にまばらな状況で・・・。

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 元祖青ガエル。元気に活躍していた頃が懐かしい。

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 下膨れのおたふく顔は、今のニセ青ガエルも似るところでしょうか。

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 普段は見通すことが難しいハチ公も、静かにたたずんでいました。

 さて、かかりつけのお医者様も、都心のど真中という立地上、受診する患者数が激減しているとのことで、GW中は平日でも休診にするとのこと。医療現場はどこも苦労されているのは同じで、防備の強化が先月以上に図られていました。市中感染の段階になると、末端の医療機関まで影響が及び、大変です。

 

 今日は初日ということもあり、軽い工作で終了。

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 古い?といっても穂のでん的には新しい、エンドウの73系です。社会人になって間もなく発売されたエンドウの73系シリーズは多種多様のラインナップで、地元南武線フリークの穂のでん坊やにとっては当然触手が伸びるというわけでした。

 その後、2~3回ほど細部の改良がされながら様々なバージョンが発売され続けていますが、ここ何年かは落ち着いたようで、市場在庫限りになっています。

 さて、こちらは新造モハ72のアコモA改良車のタイプ。

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 南武線に仕立てるには、大井工場担当という灰色パンタグラフが原則になりますので、製品のままの黒ではイケマセン。ということで取り外して灰色に塗装し直し、折角なのでイモンの直流2段ガイシと六角パンタビスを用いて取り付けということにします。当然配管類も薄い灰色に色差し、銀塗装のアレスタは灰色に色差しします。

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 初回発売製品ですので、1位2位の扉脇の手すりや車側灯は省略されています。高価な真鍮完成品ですので追加工はしません。床下機器はつや消し黒を再塗装し、抵抗器は銀色とガイシの白の色差しをしておきました。

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 このモデルは、DT20を履いていますので昭和31年度型ということになります。雨どいが細い段無しですので、鋼製屋根のタイプ、即ち川車製と後期の近車製が該当することになります。そうすると、ナハ所属では随分と個体が絞られてしまって、687、704、705あたりしか無いような感じです。

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 しかし残念かな、当時の使用状態では側引き戸の鋼製ドアを入場時に1枚単位で更新してしまうことが多く、このモデルのようにプレスドアで揃っているという個体は上記3両には残っていませんでした。従って、今回は705号車にしましたが、あくまでもタイプとなります。

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 まあ、細かいところはさて置き、十分にアコモA改良の雰囲気が出ていますので、川崎寄り2両目に位置させる個体としては十分合格でしょう。