光り物も凝って
ディーゼルということで凝る範囲は限られますが、運転台の計器灯を再現したところも注目です。運転室灯の点灯もビックリな点ですが、どちらも今では当たり前のような感じになってきています。
運転士が乗っているのは、欧州モデルではデフォルト。でも最近は省略されている製品も多くなりました。
ディーゼルなのでSGの渡りホースが前面に取り付いているところなど、なかなかオツです。
改めてじっくりと見ると、MCドアの位置が運転士側と車掌側でずれているのですね。
このようにデジタルメーカとして初物の製品は、ギミックにも富んで業界に刺激を与えましたが、ディテールの豊富さにも従来とは異なるレベルとなり、他のメーカにとっては驚愕の製品となったはずです。
その後の大手メーカーの新製品の出来栄えを見れば、その効果のほどが窺えるでしょう。あとは価格の競争です。
.・・・おしまい。