車体の手入れを開始
60年ほど前の古い製品で、多分どこかの押し入れの奥でひっくり返っていたような状態だったのかもしれません。
随分と汚れた状態の車体ですので、分解してから清掃をしてみましょう。
この手のEBは、おおむね屋根の汚れがひどいことが多いのが全体的な傾向です。おもちゃ箱に入れるときに屋根を上にしていることが多いからかもしれません。
パンタグラフの下は指で触れることも無いので、埃が塊になっている場合も多くあります。
車内はモーターブラシの粉やグリスが吹き飛んで汚れる場合が多いのですが、このマシンはそれほど走行していなかった?のか、意外にキレイです。モニタ屋根の部分は塗料の吹込み不足があり、車体は真鍮製であることが分かりました。
さて、今回はところどころひっかき傷やうち傷で塗装の剥がれている部分が散見されましたので、早々に国鉄色に衣替えすることを決めたので、磨き込みはせず、汚れの除去のみをしてみました。
随分と綺麗な塗膜が復活しました。傷さえなければ、このまま復元しても良いレベルです。
ただ、前灯周りやモニタ回りなど別パーツの接合部の隙間は大きく、少々目立つので処置が必要なようです。モニタ屋根脇のランボードと挟まれた部分の屋根は、塗膜が少々浮いている部分もありました。
どうしようか少々悩みましたが、思いを断ち切ってお風呂へドボンとしてしまいます。
今回は各種4金属車体のお風呂ドボンでございます。
・・・そのうち続く。