穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

天賞堂 東急7200 電装どうするか?

取付ポンで走るけれど

 天ぷら東急7200は、第3弾ということで、それまでのクモヤやクモルと同様、パワトラを取り付ければ、さっさと走るようになります。

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 ですので、置物である販売状態の姿から、

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 ドレスアップして台車を走行可能にすれば、そのまま走る鉄道模型に化けるわけです。

 鉄コレと一緒ですが、それだけでは今回はつまらないので、何らかのギミック要素を組み込むことを考えます。

 そのためには、日本のモデル特有の集電の悪さ対策を、まず第1に考えなければなりません。本モデルは、全輪集電構造が前提となっていますので、まだ汎用金属モデルよりも状況は良いのですが、念には念が必要です。

 欧州モデルのように、電連を使用して、集電輪数を可能な限り増やすのが良いのですが、日本モデル向けの市販連結器は、デジタル対応しているような連結器の製品は恥ずかしながら無いので、母線引き通しを設けるのがやっとという感じです。

 ということで、現在販売されている製品のうち入手性の良いIMONの通電カプラーの実装を検討しました。

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 残念ながら、天ぷらシリーズではイモンのISカプラを取り付ける考慮はされていませんので、取付用のねじ穴を自分で設けます。ISカプラは伸縮機構がありますので、連結器の出代と動作を現物で確認しながら、取付位置を決定すると、この写真のような位置にM1.4のタップ穴を設けることになりました。

 なかなか微妙な位置です。

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 そして、天ぷら付属のパーツを接着取付します。高さ調整のためです。実際にはこのパーツの厚みが半分程度がちょうど良いツラになるのですが・・・。

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 こんな位置関係での取り付けになります。取付ねじのM1.4は少し小さいので、M2だと作業的には楽なのですが・・・。配線はAWG30くらいの配線が使えるような穴が床板には設けられています。M1.4のねじとなると、入手性が少々大変なのですが、最近はアマゾンにもたくさんありますので、昔ほど困ることは無くなりました。

 う~ん、配線もチョイと細いですね・・・。このような細物配線も、秋葉原に行かなくてもアマゾンにたくさんあります。昔と違い通販が手軽に使えるので、手段の選択肢が増えました。