蒸気!
穂のでんでは珍しい蒸機。穂のでんの生活圏には蒸機の存在がほとんどなく、強いて言うなら子守歌代わりに近所の新鶴見のD51の汽笛とドラフト音が夜に聞こえてきたという記憶しかありません。
ということで、模型の世界でも蒸機は対象外。従ってDCCのサウンドを楽しむための最小限の所属マシンがあるのみです。
ということで、本機は最後に入線したSLということで、10年前に発売された製品。これ以降の蒸機の入線実績はなく、本機もドイツの模型店に予約して発売と同時に送付してもらったものですが、当然ESUのサウンドデコーダも同時購入でした。
当時のデコーダはV3.5で100Ωのスピーカ。搭載には苦労し音量もイマイチ。ということで今回デコーダをV4に交換し、スピーカも秋葉原調達品として、テンダー内ですべてクローズする構造に変わり、音量も増しました。捻出したデコーダはヘルヤンのEG3100のサウンド化に使用したわけです。
さて、ロコのマシンはテンダードライブがメインですが、ユニバーサルジョイントが機関車側にも伸びていて、一部の動輪を駆動するようにしています。
デコーダがテンダー側となると、前灯や発煙装置などの回路は、当然電連で接続しなければなりません。このマシンは床下でナイロンコネクタ接続方式となり、分離連結作業が少々厄介です。
まだライト類は電球を使用しているモデルですので、点灯状態が判然としない位の暗い点灯状態です。最近の製品はLED化で改善されていると思いますが、確認はしていません。そろそろ貨物機の車掌室がついたマシンなんぞ入線させたいのですが、どうも蒸機ということで、イマイチ触手が動かないのであります。
今回も、デコーダの流用のために箱から出したついでに、久々に走行させたという感じでありまして、普段は寝ています。
ただ、音量も大きくなり、CV値をいじってドラフトもらしい周期に変更しましたので、以前よりも魅力が増しました。暫くは机の上で楽しむ機会が増えそうです。