革新製品第2弾
ESUはDCCデコーダ等のデジタル化製品のメーカで発展してきましたが、遂に車両模型そのものも発売するようになりました。
デジタルを商売のカテとしていたことから、その発売される車両はデジタル機能満載の製品になっています。
さて、第2弾として登場したのが151型電機。
それまで151型は、各モデルメーカから発売がされていたものの、鉄道模型が全盛期の70年代に実機が登場したこともあり、各社がこぞってすぐに模型化していたことから、製品としては随分と陳腐化していました。
その中で、最新仕様製品として登場した本機のインパクトは大きく。他社でも全面改良新製品として発売せざるを得ない状況をつくったのでした。
車体は、メルクリンに張り合える、ダイキャスト製であります。ずっしりと重い手応えがあります。パンタグラフの折り畳みの収め状態がイマイチですが、これには理由があり、デジタル制御で自動的に上昇下降ができる構造になっています。
しかも上昇時は架線に当たってバウンドする状況も動作に再現しています。これは後にロコから発売された機関車にも反映されるギミックとなりました。
・・・次回へ続く。