穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 97722 Railpool 186 108-7 Electric RailCare "Pink Panther" Ep.6 ふたたび

パンタグラフの再交換

 このブログの初期に登場したピンクパンサー

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 この時の整備では、純正品のパンタグラフをゾマフェルド製に交換する作業を実施しました。今回は、更にロコのパンタグラフに再交換する手入れを実施し、更に出来の良いモデルに化けました。

 完成は・・・

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 今回の交換では、従来のパンタ取り付けの際に使用していたガイシの穴やねじの穴を埋め、ロコ用パンタの固定ネジ用穴を開け直すことから始まります。

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 埋める穴を丸棒に合わせたサイズの穴に変更し、短く切り込んだ丸棒を埋め込み、サラサラ接着剤で固定し、灰色の色差しをしておきます。

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 パンタグラフを取り付けすると、こんな感じとなります。

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 エキスパートシリーズなので、比較的細密感に富んだ製品です。適度に簡素化されていまして、A.C.M.E.やブラバのそれよりも、ゴテゴテ感が無くすっきりと仕上がっています。

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 パンタグラフの配置から、ドイツ/オーストリアでは第1パンタグラフの使用となり、こんな感じで前パンの勇姿が楽しめます。

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 このピンクパンサーマシン、左右のデザインは同じですが、RAILPOOLのロゴの配置が2端側になっているので、配置はミラーとなっています。

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 最近の機関車モデルのトレンドは、ショートカプラー機構の内蔵。欧州モデルは伝統的に日本のNゲージと同じ台車カプラー方式でしたが、客車などでショートカプラー機構が採用され始めると、各社こぞってそちらに移行していきました。しかし機関車は動力の関係で比較的最近まで旧来の台車カプラー方式でしたが、この10年くらいでショートカプラー機構を内蔵させるマシンが徐々に増えてきました。

 このエキスパートシリーズも、台車カプラー方式から決別し、ショートカプラー機構が採用されています。