電車機関車
ということで、日本のそれとは違い機関車の風体になっているこのマシンも、既に引退して久しくなっています。
模型が発売されたのは比較的近年で、マイナーな形式であるが故というところでしょう。
以前はオーストリア国内で、現地の模型メーカーで発売されたこともあるようですが、今は廃業しており製品は無くなりました。それを受けてか、リバロッシとロコから競作のような形で本機が5年ほど前に製品化されて今日に至ります。
本機をベースに1014形の主回路試作試行を兼ねた更新形態のマシンは、2両誕生しています。
また、車体の老朽化が早かったようで、結構な両数が1042形の側面に似て、流線型の前面に車体更新されました。そちらは完全に電気機関車の風体に化けています。
ということで、このマシンは小運転向けに取り扱いがしやすく、模型でも新規線路の試運転に向いている感じです。
・・・おしまい。