穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 51868 DB 118 049-6 Ep.4 その3

カミナリ落ちる

 午後になってから一天俄かに搔き曇り、稲妻が光り、轟音とともにドッカ~ン、が何回かあって、長い連休に突入することになりました。

 カレンダーの並びは、少し飛び連休っぽかったのが、コロナの影響で事実上の休日追加となり、思わぬ長連休となったわけですが、幸先悪い突入になりそうで、今の世情が反映されている感があります。

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 さて、E18の駆動方法はリンク式でありますが、動輪の大きさとMMの換装方向がちょっと変わっていて、その結果動輪間の距離が極端に短くて済んでいます。結果としてこの方式は1D1ということになるのでしょう。

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 先台車が設けられているという点では、同時期の貨物機のE44などとは異なり、少々古風さが残りますが、E17の足回りをベースに流行りの流線型車体にしたということで、構造はそのまま若干の高速化を図ったということで、堅実な路線を踏襲したのかと思います。

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 フランス国鉄は、ブッフリ式で戦後の2D2-9100まで高速旅客機を製作していましたので、大型主電動機で軸上の換装方式でも、当時の実現でき得る技術の集大成としては選択肢として有りだったのでしょう。

 今や小型高速回転の主電動機を軸横に配置するのが当たり前になっていますが、逆に少しでも低速回転高トルク化で騒音を抑えるという技術もありますので、いたずらに100年経たわけではありませんということでしょう。

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 さて、このE18の商品展開は、次はどうなるでしょう。今年の衣替え製品は無いようですので、来年が楽しみとなります。

 

・・・おしまい。