穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

カツミ模型店 自由形EB10 その2

2両の完成

 学園祭前には、アナログマシン1台とデジタルマシン1台の合計2台が完成しました。あと3台の仕掛を、今後順番に落成させていきます。

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 津軽風のマシンは、オリジナルのスタイルを維持しつつ、部品の近代化を図っていることを特徴とします。

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 パンタグラフは現在の商品。受台を介しての取付という、最近の商品の標準にレベルを合わせています。もちろんカプラーもKadeeです。連結する相手がベーカー式の貨車客車であることがまずないので、これも標準化が必要。

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 安価モデルのイメージを多少残すためのLED前灯も、砲弾型を素のままで使用することが、このマシンでのポイントでもあります。

 あとは、普通に塗装して仕上げするだけ・・・。

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 そして、ほぼオリジナルのスタイルに復元したのが、この最も商品として多かったと思われる黒車体の裾黄帯マシン。アナログマシンに仕立てましたが、そのうちデジタル化しても良いかなとも思い始めました。カツミの普及版PS16は貴重品ですが、状態が良いもの選別して綺麗に修復しておきました。もちろんガイシも取り付けビスも、この部位のみはオリジナルのものを再利用しています。

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 ただし、遊ぶために機能上必要な部位は更新しています。モーターもそうですが連結器もKadeeにします。集電方式も替えましたが、その他ビス類もオリジナルのすり割り小ねじ(いわゆるマイナスネジ)から十字穴の小ねじ(プラスネジ)に換えています。自己満足の世界です。

 電球の配線も交換したかったのですが、少々難しそうなので止めました。心線の劣化があるのか、スズめっきより線でしたが、はんだのノリが悪かったので劣化が進んでいたのかもしれません。

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 このように、少々復元の方法については思想を分けてみましたが、次の3台目は津軽風に対して青系のツートンのツインで同仕様のDCCマシンに仕上げようと考えています。色塗りは、天気の良い日曜日になりそうです。

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 さて、あと2両は、どのように仕上げましょうか。といっても方針は決まっていまして、必要な部品も揃えてあります。

 

 そのうちのお楽しみに~~。