古参電車です
DBでも初期の電車となります。1933年からの製造ですので、日本でいればモハ42やモハ40と同時期になります。2両編成で25ユニット製造されました。
戦後は客車から改造された中間車を挿入した3両編成などもありましたが、420型の増備によって1979年頃に営業から引退したようです。現在でも保存車がたまに走行しています。
さて、ブラバから2008年に発売されたモデルは、細かいです。
細かいのに、ケーシングにはきっちり入りすぎていて、ブラバ特有の出し入れが非常に難しくてモデルを壊してしまうという、梱包の欠点の代表例の製品でもあります。
こういう繊細な商品は、日本では人気が出るのですが、気持ち良く走らせるには覚悟が必要になるので、ちょいとどうなんでしょう。
正面2枚窓は戦後の改修によるものです。オリジナルはモハ42と同じ中央貫通扉付の形態でした。
なかなか重厚なスタイルです。連結面の貫通ホロは、戦後の改修によるものです。一応荷室付です。
クハ?側には1等室があります。扉も狭幅となっています。
走行する感じは旧国そのものです。youtubeなどにも動画がありますが、日本のツリカケ車とソックリの走行で、結構感動モノです。