こっそり発売されています
連日の猛暑が続きますが、体調が宜しくないのとコロナ禍の状況を鑑み、本日も外出は控えています。
さて、ピコの昨年来の製品が続いていますが、更に暫く続きます。
やけに精密感豊富に出来ているPIKOのスイス向け製品が今回のお題。昨年はHAGの製品の紹介を続けたRe4/4になります。
Re4/4といっても、今回は最初期に量産された、正面貫通扉が設置されたタイプです。最末期の活躍時期のスタイルが模型化された製品です。10018号機さんになります。
このRe4/4Ⅰのうち、最初期に量産されたタイプは編成の途中に連結された際に貫通使用が出来るようになっていることが最大の特徴です。機器室の中央は通路として構成され、左右に高圧室と低圧室と分けて配置された関係上、外観上も海山で割付が全く異なるものになっています。
スイスの車両は第二次大戦以前からリベットの無いスッキリとした車体が特徴でしたので、本機も1948年に製造された個体とは思えないような近代的な外観になっています。
長らく活躍の上、本機は1997年に廃車となりました。電機は旅客車と違いアコモデーションの陳腐化などという理由が無くて済むので、長生きできるケースが多いと思います。
交流機でも、日本のそれとは異なり特高回路が最小限に済んでいるのもスイス型の特徴です。
・・・次回へ続く。