サイズが変わると
Nゲージサイズのモジュールは急速に完成度が上がってきていますが、1/80や1/87クラスとなると、レイアウトの作り込みは再現できる広さの制約や、細かいところまで老眼でも見えてしまうという観点から、難易度も上がり、どちらかというとエンドレスでガンガン様々な列車を走らせることを主眼としたレイアウトの比率が高くなります。
ゆったりとした作りで毎回楽しみなこのモジュール。今年もノンビリと蒸気が走っていたり、
古いキハが走っていたりしました。少し画像の明度を下げてみたら、夜景っぽくなりました。明るくすると・・・
木立が丁寧に植栽されています。バラストの汚し具合も、なかなかであります。
このサイズでは、見せ場の作り方が難しくなるため、自動的に細かい部分に凝るようなことに向かっていきます。
田圃は人工芝での再現のようですが、畦道脇のトタン板の錆具合、田楽のフィギュアの雰囲気などは、Nゲージのサイズでは表現が難しいところも見えてしまいます。
それゆえ、数で勝負ではなく、何をしているか、という想像をかきたてるフィギュアの置き方が、大切なポイントになります。水面の表現が丁寧です。
でも、やっぱり主役は列車かな。テールライトが旅情を誘います。
・・・次回へ続く。