穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

JAM2016

第17回 国際鉄道模型コンベンション

 去年は盛り上がりに欠けたJAMでしたが、今年は参加グループも増え(戻り?)、それぞれの展示品も完成度の高いモジュールが多く展示され、漸く見応えが戻ってきた感がありました。

 ゲリラ豪雨を避けながら、ちょっと見てきました。

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 4年後は別の場所で開催されるのでしょうか・・・。

 さて、企業ブースは5年前と比べると展示会場の設営は貧相な状態のまま。各地での催しものが増えた?にもかかわらず、市場は縮小傾向なので、当然1件あたりにかける費用は削減せざるを得ず、当然プアーになってしまうのです。

 そろそろ、展示会のリストラをして、密度を濃くしなければならないのでは? 当然開催地域の選定は、集客力が高い場所での催し物となるのでしょう。

 とは言っても、今年のHOでは大型モデルが各種登場予告されています。カトーのモハ40シリーズが装いも新たに再生産されるのは楽しみですが、特に何も展示されておらず。DCC対応とR360対応が楽しみです。

 トミックスのVSEは、最大の大型製品でしょうが、DCC非対応?が残念。

 まもなく登場のクモニが走っていましたので、撮ってみました。

 

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 HOでは、クモユニ74とかクモニ83というのは、昔から発売されやすい形式なんですよね。穂のでんでも40年ほど前のエンドウのクモニ83が在籍しています。

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 同じく発売される153系冷房車の先頭に立ち、走り回っていました。

 さて、参加チームのモジュールを見て回っていると、

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タウラスを発見しました。ロコの限定発売品ですね。

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毎回おなじみの欧州Nのクラブのモジュールも、色とりどり各国の列車が走り回っていました。時々神の手が出現します。

今回は完成度が高いモジュールが多く、じっくり見て回ることが出来ました。その中で、全体としての完成度が高かったのがこちら。あくまでも個人的見解です。

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南欧風のモジュールチームです。引き込み線の見所が多く、またシーナリーも各部位丁寧に作り込まれていて、それぞれに見所をちりばめています。

自然の風景も、実に見ごたえがありますし、

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街の作り込みも丁寧で随所に工夫がされています。

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この岩場の上に駅のあるモジュールは、面白い構成で、

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崖下の洞窟内のアトラクションも、しっかりと作り込まれています。LEDが効果的です。

 あと1日ありますが、明日も行こうかな?と思えるということは、今回は良かったということでしょう。