穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Piko 57485 DBAG 182 009-1 Ep.5

妥協の上で

 タウラスは、今では様々なラッピング車が走り回って花盛りですが、2000年代前半はそれほど目立たない存在でした。数少ないラッピング車の中に、DB所属の004号機のポルシェや009号機のDHLがありました。

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 ロコから2004年に発売されたモデルが、長らく銀座3Fの目立つところに飾られていましたが、価格が他のマシンよりも若干高く入線には至りませんでした。結構近年まで売れ残っていましたが、2Fに移動する少し前に漸く売り切ったようです。ということで、価格に難があったため、安価に入手が可能なピコマシンが穂のでんに入線しました。入線当初は写真のようにオリジナルの状態でDCC化のみ実施。

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 その後、1エンドのダミー化やパンタグラフの交換、LED化を実施しました。

 そして、今回漸く細密化手入れを行い、ロコマシンに状態を近づけました。

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 折角なので、外装はツヤ有仕上げにして、ラッピング施工直後の状態にしました。パンタグラフはPIKOのBR187用に再交換。腰高となってしまいました。

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 近づくと、ホビー感が残る部分が判ってしまいますが、お値段を考えるとこれで十分であります。

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 このマシンはきちんと印刷されていて、凹部にも塗装が周っています。色入れ修正は不要です。

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 きれいなフィニッシュとなりました。今後は床下のレタリング追加も考えましょう。