原型ライトの末期
E18は小型ライト化されず、最後まで原型だったマシンも比較的多くありました。ロコの2001年発売の016号機モデルは、その部類に入ります。
この頃は色々なバージョンのE18が毎年何かしら発売されていた時期でしたが、原型ライト車は、この製品がLED化された現行モデルに改良される前の最後の製品となりました。改良ライト車は2003年に発売されたタルキス色の049号機が最後となります。
屋根の銀色と青の車体は、同時期の更新前E10と同じ塗り分けであり、当時の西ドイツの南部地区で活発に活躍していたようです。
製品は改良前ですのでDCCデコーダの搭載には少し手間がかかります。運転室の仕切りモールドを多少削って入れ込む構造になっています。サウンド化するのはスピーカーの搭載スペースが無いので、無理しないのが良さそうです。
この時期のE18製品は、挽物の円形バッファが錆びやすいのが特徴です。このマシンも錆が浮いて白っぽくなっています。時間があるときにでも錆落としして磨き直そうかと考えています。