穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO Taurusを改造す ÖBB編 その2

簡単な加工です

 パーツを追加と言っても、元の簡易的な表現の部分は取り去る必要があります。従って車体を総バラシします。

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 Rocoの車体とはバラす範囲が異なり、またパーツの構成方法も異なりますが、大体似たような雰囲気までバレます。

 切除するのは前面の手すりと側面の手すりのみ。ただエアブラシによる再塗装までは道具の準備が面倒で避けたいので、切除の影響が最小限に収まるよう、

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 マスキングテープで武装し、チタン刃に替えたカッターで切り落としてしまいます。側面の手すりはパイプを上乗せするので、多少凹凸があっても目立ちませんが、正面の手すりは独特な形状で目立つので、細目の紙やすりを併用して仕上げます。

 この車体は赤の素材でモールドされていたので、側面の手すりを落とした部分はそのままでも大丈夫です。今回は先日大量に作り置きしておいた赤を軽く色差ししておきました。正面の灰色はGMのダークグレーを色差ししています。ほんの少し薄いので、灰色部分全体を筆塗りしました。この程度の面積ですと、筆塗りでもスプレー塗りでも区別がつかないと思います(筆塗りが慣れていれば、の話ですが)。

 車体の加工はこの程度。パーツを揃えます。

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 正面の手すりは先ほどのGMダークグレーを筆塗り、ワイパーアームは黒、側面の手すりは銀を塗装します。

 屋根上のパンタグラフは、ゾマフェルドに交換しておいたものを再度PIKO製に載せ換えしました。PIKO製と言ってもホビーの部品ではなく先日たくさん入手したBR187用です。理由は後ほど・・・。上の写真では未施工ですが、アレスタを白く塗装します。ただ形状がイマイチのため、これは後日交換しようかと考え中。

 ここまでバラシて、はじめで1位の運転室に運転士が居ることを見つけました。ガラスのモールドの色が濃すぎるのでしょう。

 

・・・次回へ続く。