スッキリした出来
細密感が増した割には、随分とスッキリしています。別パーツ化したにも関わらず、ゴテゴテ感が無いのは、それぞれの部品がオーバースケールではない出来になっているからだと思われます。
この角度から見上げても、変な模型らしさが感じられず、スッキリです。
サイドビューからも、パンタグラフがすんなりと収まっていて、腰高感も解消しています。昔のピコらしさが無くなりました。むしろClassicシリーズの製品に完成度が近づいた感です。
窓ガラスと一体成型のワイパーアームの軸の部分の側面の色差しが無く、透明部分が目立つのが少々残念なトコロ。これは一旦外して色入れすれば良いのでしょう。
それにしても、この112/114/143のシリーズは、旧DDR機とはいえ、コンパクトにまとまった好ましいサイズの機関車です。今となっては旅客専用機という感じになっていますが、汎用機として使い勝手の良いところは模型界でも一緒かもしれません。
穂のでんでもロコマシンに交じっての大活躍が期待されます。
・・・おしまい。