穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 59543 LGS 185 661-6

色差しのみ

 おなじLokomotionの185型で、メルクリンの666号機よりも前、661号機がPIKOのExpertシリーズの初回を飾る製品として発売されました。従来のホビーシリーズと異なるコンセプトとして、安価に仕上げる適度な簡略化を踏襲した中でも、見せるところはきちんと凝って作るという絶妙な所を攻めた製品となり、価格を安価に設定するというところでしょうか。いまや、このシリーズがPIKOの主力となっています。

f:id:abebecchi:20150915222802j:plain

 2010年の入線時に、DCC化と1エンド側のダミー化を実施していましたが、今回は先日購入したPIKOの187型用パンタグラフに交換して細密化を図ろうとしました。

 しかし、この185型用のパンタグラフは、他の形式のパンタとは異なり、2本ガイシ側の枕木方向のガイシ間隔が1mmほど広くガニマタになっていて、そのままでは取り付けできないことが判明しました。

 屋根板には、取付台がモールドされているので、穴位置移動は加工が大きくなってしまうので、とりあえずパンタグラフはそのままとして、色差しで誤魔化すことにしました。

f:id:abebecchi:20150915223045j:plain

 パンタグラフのガイシは茶色く塗りましたが、やはり円筒状のままではトイ感が抜けません。その他の部位はメルクリンのホビーと同様の色差しとなりますが、ケーブル抑えのポリアミドの黒が、こちらは現物に近いのか、とても細くて目立ちません。

f:id:abebecchi:20150915223203j:plain

 ということで、こんな感じの仕上がりとなりました。

 まあ、これで良しとしましょう。