最近元気なPIKOの新作
ボンバル売込み中の電機 TRAxxx AC3 のDB(になる?)バージョンがやっとドイツの模型屋さんから送られてきました。
12月の中旬に発送連絡があってから、フランクフルト近郊の税関でしばらくおねんねしていまして、年が明けて少し経った中旬にようやく動き出して、到着しました。
さてさて、本製品もよく考えて作りこまれていました。前作のBR193から見た感じ変わったところは、パンタグラフのホーンの構造でしょう。
一体プレス成型だった、前作のゾマフェルドもどきの構造から、ホーンが金属丸棒の別物に変わり、一見して細密感が増しました(当然、扱いには慎重を要すことになりますが・・・;)
さて、写真をみて気付きましたでしょうか?
買ったままの状態ではありませ~ん。
・・・じっくり見ましょう。
・・・わかるかなあ?
穂のでん標準仕様の1エンド側連結ダミー化の際に、製品付属のエアホース取り付けの他、リンク式連結器はRocoの余剰パーツを取り付けました。
モールドで表現されているフックをカッターで切除し、ピンバイスで1mmの穴を開けて圧入しています。1.2mmの穴で、接着剤併用取り付けでも大丈夫です。
その他に、パンタグラフのガイシに、現車の写真を見て「茶色」に色差しをしました。PIKOだけあって、ガイシはパンタベースとの一体プラ成型で安くしているようで、デフォルトは灰色のままです。いったん車体から取り外して、色差しします。
車体への取り付けはM1の細いねじなので、細密ドライバが必要です。
茶色は、クレオスのウッドブラウンとレッドを適当に混ぜた、マイペイントを使用しています。
さらに、赤いモールドで表現されている高圧配線のクランプ部分は、細系油性ペンで黒い色差しをしています。実物は多分ポリアミドで成型したブラケットを使用しているだろうと勝手に想像して、簡単に色差しをできる黒に理由をこじつけました。
ちょっとした軽加工で、サマになるところ、基本の出来が良いことを意味するのでしょう。
なお、同時に購入した純正のESU Loksoundを使用すると、ヘッドライト/テールライトの他、キャブの室内灯、ハイビームも機能し、♬お値段以上♬のお楽しみが叶えらえる、コスパの良い製品です。