穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

エンドウ サロ75

先ずは1次型

 

 トミックス70系に連結するつもりで用意したエンドウのサロ75。

 連結させるためには、レベルを合わせなければなりませんので、連結器のTMカプラー化と内装(腰掛)の追加作業を行いました。

 ついでに昭和34年度以降に施工された更新修繕状態としましたので、屋根も塗り替えました。

 1次型ですので昭和26年度の製造です。ワラビ製とするためにサロ46001号車→サロ75000号車と附番し、更新修繕後の特徴である車側Dコックを床下から車番横の点検蓋への位置に移設された状況の再現となります。

 ただ、この製品はDコックまでの再現は無いため、単に▼マークのインレタを貼っただけです。

 床下にトイレ・洗面所流し管を追加しています。

 こちらの車両の設計ベースは多分サロ85。他の70系車両が戦前製車体の図面流用的な構造ですので隅柱がR形状、つまり車体製造上は台枠の上に車体の骨組みを組んだ状態にして、その後に外板を貼り付けするという工程を経る構造になりますが、この戦後型の場合は現在でも踏襲されている6面体結合構造にしやすい車体構造になっています。

 真鍮製の量販品であっても、装備的にはプラ製よりもプアですので、追設品が多くなるのが追加加工の主体となりました。

 マイナーな車種は、なかなかプラ製品にはなり難いところもありますが、それでもプラで製品化するガレージメーカーが多くなってきましたので、あとは模型化設計の人件費などを、いかに工夫するか、というところでしょうか。。。

 

・・・そのうち続く。