穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

DT21Cを作る

何故か無い

 天ぷらの第1弾は、「クモヤ145」という101系からの改造形式車発売されました。クモヤ143の方が人気が高いかと思いますが、首都圏のみの配属であったため、全国的な模型販売には不利と判断したのでしょう。

 しかし、新性能1M車の事業用車は143シリーズが多種あり、そのすべてがDT21Cという特殊な台車を採用しているので、模型での発売が無いこの台車は少々レア感が満載です。

 ということで、この度TR40Dのパーツ作成の勢いを借りて、試作してみました。

 本日は陽射しが無いので少しは涼しくなるかと思っていたら、残念ながら猛暑日更新となってしまいました。

 陽射しが無いと湿気で乾きが宜しくないので、スカ色に仕上げるのがやっと。

 最近やってきた1両を整備し始めました。

 さて、3Dプリンタで台車を作るのはNゲージでは頻繁に見かけますが、16番では車両の重さの関係で、なかなか難しい面があります。

 かつて、カツミの103系の台車がアルミダイキャスト時代の時は、ボキボキと折れてしまうという欠点があり、台車交換をされた方も多いかと思います。

 同じような現象になるのが、3Dプリンタ製のものでも十分に想定されましたので、今回は荷重がかからない「パワートラック」用に、先ずは仕立ててみました。

 それでも経年対策はしておきたいと思いまして、裏側に凹みを設けて・・・

 堅い洋白帯板を埋め込むことにしました。

 パチンとはめ込んでから、サラサラ瞬間を流し込んで固着させます。

 ミッチャクロンとサフを吹いてから、黒塗装しました。

 多少は積層痕が目立たなくなりましたかね。

 ということで、パワートラックに装着しました。本当はMPギアやIMONギヤに装着できる台車にしたいんですけどね。