更に荷物が来た
ムシムシした日が続きますので、机に向かうのもイヤになります。
さて、本日帰宅していたら、更に新しい荷物が来ていました・・・。
少し驚きの製品ですので、手入れ前にまずは少しスナップしました。
101形は、実機登場以降メジャーなメーカーから各種モデルが発売され続けている現在の代表的なドイツ電機ですが、流石に登場して25年が経ち、EMUの台頭が目立ってきている中で、昨年から遂に廃車が始まりまして、既に10両ほどがリタイヤしてしまったようです。
さて、そんな101形ですので、そろそろ葬式鉄的な製品発売が始まる時期にもなるわけですが、既に製品化豊富な機種だけあって少々食傷気味な所があります。
そんな中で、今回もピコが変な殴り込み製品を出してきました。
既に同社はホビーシリーズとその流用のエキスパートシリーズで101形を発売して久しい状況なのですが・・・・
PIKO 59249 DB 101 042-0 'ECOPHANT' Ep.6 その1 - 穂の原でんしゃ製作所
PIKO 71077 DBAG 101 112-1 "Rheingold" Ep.6 その1 - 穂の原でんしゃ製作所
何故か再びエキスパートシリーズで発売された今回の製品は、全面的なリニューアルを受けたのですが・・・・。
今まで発売されたプラ製品の中で最も細密だったL.S.Modelsの個体と見比べてもビックリのクオリティで、値段は流石にピコ特有の安価さはなく通常モデルと同等になってしまいましたが、少し唸ってしまう状況になってきています。
そして、今回も初回発売ということでのピコの得意技、売れるための一捻りが適用されています。
普通は一発目は綺麗なモデルを発売するはずですが、わざと使用感を出した状態を再現したモデルで、「101形のモデルはもういらないよ」ユーザーの心を揺さぶることをしています。Ep.6仕様でありながら、Ep.5時代の車番の転写文字を剥がして、赤塗装の日焼け感を出しています。
当然細密感は、L.S.の後発になってますので、そのクオリティー感を満足させる仕上げ。
そして、L.Sのお家芸的であった、前面窓のサンバイザーについても・・・
オプション部品で取り付けられるように準備されています。しかも・・・
写真ではなかなか映りにくいのですが、サラン生地のしわまで表現されていまして、その表現はL.S.を凌駕してしまいました。
恐るべき製品です。
・・・そのうち続く。