穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

PIKO 51376 SNCF BB8239 Ep.4 その4

貴重な良い天気

 梅雨が近付いていますので、週末の好天は貴重です。本日は良い天候に恵まれましたので、今後1カ月余りお天道さんが拝めないことを想定して、大規模に洗濯をしました。

 さて、ピコの仏マシンは他国向けの最近の製品と同様、細かいところまで表現する製品となってしまいピコらしさが失われていますが、どうもメルクリンに追い付け追い越せという路線ではなく、ロコに追い付け追い越せという路線に変化したような気がします。

 各国向けへそこそこの品質と価格で満遍なく製品を販売するというスタイルは90年代のロコが行っていた商スタイルに、何だか似ている気がします。

 ロコはその後倒産をしたため、製造拠点はハンガリーや中国、ベトナムと順にシフトしている感じですが、ピコは中国の現地法人に頼っていることが有るためか、今回のコロナ禍の影響をモロに受けて発売が遅れたりもしています。ロコはチャイナリスクを早めに察知したためか、リピート製品はベトナム産にシフトが終わったようです。

 プラ製品も繊細な表現が出来るようになって久しいですが、日本ではミリタリーモノのプラモでその真価が発揮できている以外は、どうもイマイチ感があります。

 まあ、プラムの201系あたりは、そこを狙って鉄道模型業界に参入してきましたので、今後の製品展開が期待されるというところもあります。

 あとは、DCC化が進んでますので、電子機器の扱いも出来る能力が必要になってきています。最近の鉄道模型は理系脳がないと遊び倒すことも難しくなっていますので、それなりに高度な学習能力が必要とされてきました。

 まあ、世界的には当たり前の脳力ですが、日本ではどうも理系脳の一般的な脳力が足りてないような気がしますね~。電子レンジで猫を乾かす的な発想をしてしまうという程度なのかしら。

 折角四季の豊かな自然現象が豊富な国土ですから、物事の原理を観察する能力は自然に会得してほしいものです。

 

・・・おしまい。