2線式、3線式の選択機能
以前ヘルヤンのCCマシンを手入れした際に、基板に接続するコネクタを入れ替えれば実質共用モデルになる構造も感心でしたが、ESUのマシンは、完全に共用を謳った製品になっています。
最近は、どのモデルとも3線式の製品の方が売れ行きが悪いようですのえ、製造比率の読みを間違えると大変なようです。その分、共用マシンでしたら在庫管理的にも楽になりそう。少々製品コストは高くなるかもしれませんが。
さて、そのらくちんな機構ですが、発売姿は3線式になっています。そしてサードレール用の集電シューを取り外す専用の治具も梱包されています。
このような感じです。
シューには摺動痕がありますので、しっかりと出荷前検査をやっていることが判ります。台車間の燃料タンクの間にスライドスイッチがありまして、2線式と3線式の選択ができます。標記上はシロウト向けに"DC", "AC"と標記されています。
いまや、鉄道模型はDC駆動であることは、賢明な皆さんは御存じの通り。
そして、専用治具を使用してシューを引っ張って抜くと、こんな感じです。接点は2個あります。
これだけの作業で、走らせることが出来ます。オプションパーツを付けるような作業もありません。実にらくちんです。
・・・次回へ続く。