保存車両
穂のでん坊やがチビの頃は、この車両を大師線でフツーに利用していました。
引退後も他社に譲渡されたものが平成の御代まで活躍していました。
再会した四国の地では、普通に大活躍をしていました。
窓の大きな京浜の特徴を、程よく残していました。
去年は説明板があったっけ?
連結器もWHタイプに復元されています。
イコライザー式の台車は、汽車製。日車D型もしくはDT11タイプです。
なかなか全景が撮れない環境にあります。
ん~、微妙。
魚眼が必要です。
ということで、色合いが良いあずき色です。 そして、隣にいるのは、更に古い軌道時代の車両。赤塗装が明るいレッドです。汽車製の大正末期の鋼製車体。バッファと救助網が取り付いていて、路面の香りがプンプンします。
汽車会社の銘板が面白いところに付いています。台車はブリル。
扉は木製でニス仕上げ。少々汚れが残存していますが、雰囲気が良いです。
真鍮の手すりが磨かれて綺麗になっています。めっきでもしたのでしょうか。
そして、その横には更に古い時代の木造車の台車が残されています。珍しいペックハム。天野工場製の18号車が履いていたそうです。天野工場と言えば、日車支店の前身。ワラビに移転する前、鐘ヶ淵に工場があった時代の製造です。ちょうど墨田川神社がある場所に工場がありました。製造した車両は、艀に乗せられ、対岸にある隅田川貨物駅に搬入されてから、今でいう甲種回送で出荷されていたそうです。
そして、旧600形や旧1000形でおなじみの川車OK台車。軸梁式の原型です。
・・・次回へ続く。