穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

ダイヤモンドカットを観察す

新年の苦行開始

 年末に発売となった、東急の7200系電車。

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 天ぷら鉄コレ第3弾ですが、相変わらずの大胆な簡略化でドキドキしてしまいます。

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 雰囲気はプンプンと伝わってくる好印象な出来。

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 昭和50年代~60年代の状態を再現するにはちょうど良い製品です。

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 前面のジャンパ栓や隅柱部のステップなどを一切省略して、雰囲気重視に仕上げています。ステップとジャンパ栓どうしましょう。

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 そして、妻の構造もデハとクハで同じです。デハのパンタ関係の配管も一切省略ということで、これも購入者任せになっています。

 さてさて、これもどうしよう。省略のままでも良いのですが・・・。

 でもドアコックの配管はしっかりとモールドされているんですよね~。

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 屋上配管は、しっかりとモールドされています。可溶器箱、避雷器、パンタグラフは薄灰色のモールド色の地肌ですので、塗装が必要です。尤もパンタは交換してしまう予定ですが。

 PTは、横梁無し1本シューの昭和の状態が再現されています。

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 さて、空調装置は残念。GMのパーツのように墨入れすればルーバーが浮き出て雰囲気良く仕上がるような効果を期待することは一切できない、枠のみの表現。

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 そして側面のルーバーも凹みのみの表現。鉄コレのようにサードパーティー製のルーバーシールのようなものが必要になるのでしょうかねえ。

 ちょいとこれは数が多いので頭痛の種になりそうです。

 鉄コレオリジナルの造りは参考に出来るところと出来ないところがあるので、要注意です。

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 床板は走行化のために色々と工夫がされているのはクモヤからの流儀。カプラーもTNの他、何かのカプラーが取り付けられるような穴が明いています。

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 さて、どのカプラーを付けましょうかねえ。パワトラを付けるとTNカプラーが付かないというのは、相変わらず改善されていないようです。

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 車体は白ボディーにシルバー塗装のようですので、室内灯を付けると透ける可能性アリアリです。何等か対策を考えておいた方が良いかもしれません。

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 先頭部のガラスパーツのモールドが複雑な形状です。前部標識灯、後部標識灯、通過表示灯、行先表示幕それぞれを点灯化させるには、少々工夫が必要ですねえ。

 そういえば列番表示器は、自分で再現しなければならないようです。

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 どうしようか考えているうちに、お蔵入りになってしまいそうな感じがしてきました。これはヤバイです。

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 折角のクーラーの表現が期待以下だったのが、ちょっとやる気ダウンになってしまいました。といっても良いパーツが16番にはありませんので、困ったもんですねえ~。

 

・・・しばらく悩み続ける予定。。。