30年前の写真から
相変わらず暑い日が続きますが、テレワークも続いて自宅の電気代はウナギノボリになります。
さて、鉄塔の分岐部の写真を撮り忘れていましたが、ハタと思い出して昔のリバーサルを取り出すと・・・。
懐かしい電車が出てきました。今でも豊橋の地で装いを変えて活躍中です。
ダイヤモンドカットの7200系は、今でも東急の代表作と言える電車でした。
当時の池上線は、7200系とそのVVVF化改造した7600系3本のみはしる、独壇場でした。よって、来る列車は全部撮影できるという、実にラッキーな時代でした。
さて、安価なフィルムスキャナーしか現在装備していないので、随分と寝ぼけた画像ばかりが今回は並びますのでご容赦を。
さてさて、当時はフィルム代も惜しまれる貧乏学生でしたので、情景写真を撮るのは清水の舞台から飛び降りる覚悟でした。でも中井先輩の影響もあって、交換レンズも揃えて同級生の「ふにゃ」と、この日は撮影しに行ったという記憶があります。
「ふにゃ」さんと言えば、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
ということで・・・
随分と大胆な構図で陸橋から撮影していたようです。当時はまだ金網の増設が無かったので、普通に欄干に肘を置いて撮影が可能だったともいます。たしかこの時は24mm単眼レンズを使ったと思いますが、このレンズは未だに現役になります。でもデジカメ一眼ですと、24mmではそんなに広角では無いんですよね~~。
これを観ると、洗足池方向に向かう電線の数が今よりも随分と多いようです。
昨日のアップした向こうの陸橋に隣接する鉄塔ですが、3段の使用です。でも古い写真では4段使用になっているようで、この写真の左側の左に突き出している腕に、過去の痕跡が残っていました。
ということで、この7200系時代では、洗足池よりも先にまで伸びていたということでしょうかねえ。
さて、陸橋の反対側の石川台駅の俯瞰は、3本あった7600系です。今も昔も変わらない風景ですね。
駅の佇まいも変わっていません。
発車したての7209編成。
懐かしいカラスの鉄塔表記が外されています。
雰囲気が変わらないのは、住宅地ならではというところでしょう。
こんな大胆なカットの写真を撮っていたようです。これは、多分石川台よりも蒲田寄りの築堤の途中にある鉄橋でしょうか。
ということで、その通りでした。鉄塔が線路脇に避けた区間のものでした。これも7200系で蒲田寄りの先頭車ですからクハです。
やはり、この頃から中井先輩の影響を受けて、車両だけではない写真も撮るようになっていたようです。
といっても、車両が主体になるような感じに撮るところは、やはり車両屋という素質があるからでしょうかねえ。