模型も心配
5次車までの車体は、当時西独国鉄で増備されていた103形や151形と同様、車体部分が分割で外れてメンテナンスが可能な構造になっていましたが、この6次車は通常の溶接組立車体に戻り、屋根の部分の点検ハッチアクセス方式となりました。
即ち、当時の西独国鉄の手法を真似るだけ真似たということなんでしょうか。やはりその点でいうと、日本も現在の中国と同様モノマネ国家なんですねえ。
ドイツ国鉄のV160シリーズの集大成は、現在でも活躍している218形ディーゼルになります。
色々なバージョンがありますが、BBタイプということと、車体構成の基本ラインは、程よくDD54と似ています。
同じ機構でありながら、やはり使いこなせず(作り込みも出来ず?)10年ももたないマシンで終わってしまったというところは、昔のブラウンマシンであるED54の二の舞になったわけで、日本人は手先が器用だとか、技術力がありますとか、自慢できるようなものではないことは自明です。
さて、このモデル、ギヤはいつまでもつだろか~。
・・・おしまい。