2枚窓前面
2枚の大きな前面窓とスミ柱部の曲面窓を組み合わせた前面。
日本でも153系や名鉄5200で採用されたような窓配置。この組み合わせも暫く日本では続きました。運転士にとっては死角が少なくなりますので、開放感のある前面展望が拡がります。
と、いうことで、運転士のフィギュアがデフォルトで搭載されています。欧州のモデルは、M士フィギュアがくっついているのが古くからの慣わしのようなものでしたが、ここ10年ほどは省略されることも増えました。
シルバーリンゲの名になった、ステンレスのウロコヘアライン仕上げが、繊細に印刷表現されています。また前面上部の行先表示器も、表示幕は奥に別途取り付けられていて、実物通りのガラスと幕の位置関係に再現されていて、より実感があります。
末期は埋められてしまった荷物室の4枚折り戸も、しっかりとヒンジを含めて表現されています。
・・・次回へ続く。