穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

青15号が増える

単なる偶然

 スカ線のサロのために153系のサロを冷房改造しましたが、その続きは年末発売の銀座老舗模型店のプラシリーズクモヤのお手入れ。

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 こちらも、そういえばスカ113系と同じ青15号でしたねえ。素組の色差しでパンタ交換程度ではこんな感じですので、ワイパーなんぞを追加したい気分になりました。

 でも、国鉄時代のスタイルでは欠かせないB型受電器が、パーツで最近見当たらないなあと思いつつ、どうしようと考え中。

 そして、次なる青15号。

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 穂のでんで20系客車を写した写真は、この1枚しかなく・・・。ナロネ3両とカヤ21、そしてワキ10000が連なる国鉄最終日のカートレイン編成の回送が目黒川上の山手貨物線を通過しているところを池上線ホームから撮影したものです。

 この写真のように、20系客車屋根は、蒸機の煤っぽく汚れているのが昔からのスタイル。電源車は屋根の点検清掃が普段から必要なので、きれいな塗装状態を保っています。もちろんファンの周囲はエンジンからの排気の煤で黒ずんでいますが。

 で、この屋根の塗装は灰色5号という、あまり知られていない塗色が標準です。

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 最近市場に出回っている20系客車は、我らが淡路町電車道謹製の中国製製品。手前の車両になります。この明るい灰色が新造時の灰色5号の屋根。でも写真の20系とは随分かけ離れたイメージに仕上がってしまっています。

 この奥に写っているナハネ20は、同じく淡路町電車道の製品を穂のでん手入れ仕様にしたもの。晩年の状態の再現です。

 

・・・次回へ続く。