ポーランドの電機
ポーランドの国土は比較的広いですが、歴史的な過程から鉄道の近代化はまだまだ途上で旧型のマシンが数多く活躍し続けているのも特徴です。
折角、NEWAGという老舗メーカーがあり、ドラゴンとかグリフィンなどという、結構魅力的なデザインのマシンを作っていながら、今ひとつ増産には至っていないのが残念な所です。でも列車の各国相互乗り入れは盛んになっていますので、ポーランドからドイツなどに乗り入れする列車には、このようにタウラスが購入されて運用に就いています。
通常の塗装は、他の旧型機と同様灰色ベースに青のアクセントが付く、比較的地味なデザインなのですが、ラッピングマシンともなるとかなり派手です。
EM2012では、これらPKPのタウラスマシンがEM2008と同様各国のラッピグデザインに化けたのですが、模型商品はNゲージしか発売されず、HOは無かったのが残念です。
このモデルはDCCサウンドでしたが、デコーダはZIMO製。スピーカはシュガーキューブの装着です。デフォルトでもサウンドモデルですので、音質は良いです。
バッファカバーは濃い目のねずみ色に再塗装しましたが、既存のものよりも心もち濃い目に仕上がった感じです。よく見ると若干緑に触れていますが、それもそのはず、京成の旧塗装の濃い緑と大体同じ色だからです。
つまり、タミヤのスプレーカラーのAS-1です。単品で見ると濃いねずみ色のようですが、広く塗ると、京成深緑色になるので、不可思議なものです。
・・・次回へ続く。