まだまだラッピングは続く
今年のニュルンベルグメッセに向けて、各メーカーからの新製品案内が始まっています。
模型界の低迷が叫ばれてから久しくなりますが、日本に限らず世界的な潮流なようです。しかし、それにめげず各社模索もあるし、新興メーカーの活躍もあるし、それは世代交代の歴史の繰り返しの一端でしょう。
このRailAD社の販売スタイルは、本業?の実機ラッピングのついでに模型も提供するという、今までに無いような模型販売のスタイルでしたが、10年と続きませんでした。
まあ、それは販売スタイルが悪かったというよりも、むしろ紐付き会社の制約というところだったかもしれません。Loc&More社が、今後どのように展開していくかというところも見物になって行くかもしれません。
商売としては、なかなか模型は大手メーカーのように続くという訳にはいかず、個人能力に伴って改廃されるという、ニッチな世界であることは確実のようですが、それゆえにユニークな製品が生まれて消えていくという面白さがあります。
これらRailADのモデルも、いずれはそのような評価になって行くのかもしれません。
イェーゲンドルファーにモデルの型が引き継がれたのは、良かったのでしょう。
また、タウラスの新たなラッピング車のモデルが、各メーカーから今年も発売されるのは、マダマダ捨てたもんではないということなんでしょうか。それなりに一定量は売れるという裏付けになっているのでしょう。
・・・おしまい