穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

オリジナルからちょいと変え

色とロジックで最新仕様へ

 早々に着手した2両目は・・・

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 ニシタケベージュにまずは塗装しました。。。EB10のトイシリーズに有ったオリジナルの塗装の赤ツートンをベースにしていますが、多少は現実味を帯びさせるために実在私鉄の近い色にしておきます。

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 更に、最近のモデル仕様にレベルアップということで、DCC仕様です。2軸機で古い機構のマシンだから集電が悪いし、デジタル化には向かないなどという記事が多いですが、それは単なる手入れ不足によるもの。車輪の清掃と集電シューの改良、更にモーターを効率の良い最近のものに換装すれば、デジタル化には全く問題が無い状況になります。パワーパックのオプションも必要ありません。

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 前照灯はLED化します。秋葉原仕込みのオスラム製∮3ヒレ無し温白色ですと、今までのムギ球の置き換えに最適です。

 LEDユニットは基板仕込みとしてコネクタ実装方式とし、車体と下回りを容易に分離できるようにしました。アルモーターにより車体内の空間が確保できたことによります。御覧の通りシュガーキューブのスピーカを実装できる空間も余裕で確保できます。まあ今回はサウンド化までは凝りませんが。別のマシンをサウンド化しましょう。

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 ということで、車体に電装をして、先に上下ドッキングをしてしまいました。砲弾LEDの収まりはちょうど良い感じです。ケーシングとは接着しておらず、配線の張りでポジション決めしています。前回の黒EB10と同様、前灯のケーシングを磨き上げて真鍮地肌を出し、プライマー塗布しておきます。

 さて、赤ツートンの塗り分けは、本来はこんな感じの製品でした。

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 この車体は別塗装へ流用することにして、黒車体だったものを先に赤ツートンへ復元することになったわけですが、折角復元するので何が良いかと考えた結果、ニシタケベージュとキハ朱色になったわけですが、津軽色っぽく仕上がりました。

 キハ朱色と言っても、首都圏色という明るい朱色の選択です。よって津軽っぽくなったという訳です。非電化路線ですが。。。

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 ということで、試運転をします。アナログ運転では難しかった超スロー動作や、ちらつきの無い前灯と、DCCのメリットが十分享受できる状態になりました。

 これぞ現代のEB10の新しい仕様です。

 本当は、動力ユニットもまるっきり新しくしたかったのですが、WB40というものがなかなか無いので、自分で作るしかないんですよね~~。

 

・・・そのうち続く。