院線電車

成れの果て

　ハワイアンブルーの電車は、その出代は焼け電でありますので素を糺せば省線電車になります。

　更に古くを遡ると、東急電車になる前の池上電鉄出身の車両は、恐ろしいことに国電啓明期の院線電車出身の個体もありました。

　台車は大正中期にDT10に交換されているそうですが、台枠は新造時からのもの。

　この時期は平日の朝ラッシュ時のみ１往復運用されていたようで、大切に使われていたというよりも、デカ過ぎたというのが要因らしいです。