とある時期の京成
その昔、京成は無配会社で経営が非常に厳しく、冷房車が全然増えないという不幸な時代がありました。
その頃、それまでクリームと赤のTEEカラーと類似の塗装であった車体が、このファイヤーオレンジ色というものに塗り替えられて、遂に自虐ネタになってしまったか、ということを示す象徴的なデザインになってしまったのです。
そして、経年の比較的浅かった３３００形はオレンジに化けるとともに、遅まきながら冷房改造が始まりました。
その後車体更新を実施、更に白ベースの塗装変更がされて、イメージがかなり変わりましたが、京成顔は京成顔。雰囲気は残っています。
さて、今回は４両編成のセットと、６連化された編成のセットの２種類が同時に発売されました。台車の違い、先頭車の中間車改造の妻形状の違いなど、細かい部分もしっかり作り分けられているセットです。
まさに当該この車両のセットですので、うまい具合に再現出来れば良いのですが。
