隠蔽配管要注意
隠ぺいなどというと、慣れない人々には「不正があるのではないか?」という悪いイメージが先行してしまうのですが、これは普通の用語です。隠れた(見えない)部分を示す一般的な用語であって、鉄道車両では普通に使用していますし、建物でも使用しています。
さて、先日壊れた空調装置の冷媒配管と室外熱交換器の電源線は、穂のでん家の場合はハウスメーカーで建築した際に同時併設を行ったため、隠ぺい配管になっています。
そのため、空調装置更新の際は、それらの配管や配線の長さに余裕が無いと、場合によっては取り付け工事が出来ない場合があって、今回見事にそれにハマってしまいました。
折角施工業者がやってきたのに、ふたを開けると「残念ながら・・・」ということになってしまいました。
まあ、配線のジョイント処理は、鉄道車両でも奥の手であって、しっかりと絶縁処理を行わなければなりませんが、その腕や知見の無い施工業者が施工してしまうと、経年劣化による漏電事故などにつながってしまいます。
そのような事例が多発したこともあり、いわゆる家電量販店系で装置を購入して施工をしてもらおうとしても、残念ながらNGとなってしまう訳で、施工業者を管理しきれない量販店にとっては、責任逃れのために手っ取り早く一律施工禁止ということになってしまうわけです。
よって、施工業者をしっかり監督できるハウスメーカーを窓口に施工してもらうしかないということで、仕切り直しに。
まあ、さっさとサービス窓口に注文をしたわけですが、施工は盆明けという按配。今年の夏は暑い夏になりそうです・・・。
ということで、今回の教訓
大手ハウスメーカーで新築した建物で、新築時に隠ぺい配管で施工した空調装置を更新する際は、家電量販店では装置を購入せずに、ハウスメーカーにすべて頼みましょう。値段は家電量販店で購入する場合と、結果として変わらないようです。
ということで1週間損しました・・・。
とのことで、折角休みをとって工事の準備をしたのですが、ヒマになってしまいました。購入した空調装置のキャンセルをしがてら、またまた写真を撮りに定位置へ。
暑いス。何故か木々が目立つ風景に化けていました。35年前は
ちょいと珍しい1000番代のショットを。この頃はまだ線路際に住宅が建ち並んでいました。この後道路を建設するため一斉立ち退きがあったのですが、その道路は未だ完成せず。
こんな感じですね~。
さて、青空の下、今日は先が見えてきた防音ディーゼルさんが居ます。
ブロアー音が聞こえてきたかと思ったら、EF652070号機さんがやって来ました。と小杉の方から黒い物体がやって来ました・・・。
おっと、これは青いはずのそうにゃん電車ではないですか!!!
いよいよ乗り入れのための習熟試運転が始まったのですねえ。それにしても黒い!
気を取り直して、スカート付の防音ディーゼルさんです。
2001号機さんは70年代後半に日車豊川で製造されたマシン。
無線操縦が出来るとやらで、キャブの上にある箱が、そのアンテナ?のようです。
入換機のため、BP管1本のみの、あっさりとしたエンドビームです。
それにしても豊川のメーカーはスカートが好きなようです。
銘板のスタイルは、60年代から変わりが無いようです。
この凸型のスタイルは、最新鋭の入換機にも踏襲されております。めだたし、めでたし。