あっさり表現
ベース製品がしっかりしているので、いつものように塗装もしっかり表現できていれば、実に良い製品に仕上がったはず。
それがヒト世代昔の製品のような、あっさりとした仕上げになっています。20年くらい前のラッピングであれば、この程度の仕上げが限界だったであろうし、模型でのデカール表現も、この程度で済んだような感じです。
まあ、実機のラッピングが乱発され度を過ぎている感がありますので、模型で原点回帰をしました、ということであれば、それはそれでひとつの主張にもなります。ある意味、歯止めとしてそろそろ見切りをつけようか、と思ったのかもしれません。真意の程は判りませんが。
結局のところ、nightjetの専用機は出現せず、この195号機は広告機のような感じになってしまっていますが、夜行列車の牽引機を専用で準備するような状況でもありませんので、もし専用機で準備するなら特別なラッピングではなく、railjetと同様に普通の塗り分けにちょいとおまけの星印をつけていかが?という提案という位置付けとみなしても良いでしょう。
いずれにしても、これがRailAD最後の製品になってしまったということは変わりがありません。
・・・次回へ続く。