穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

運転台で閑話休題

1960年代スタイル

 模型紹介を小休止して、今日は運転台の続き。

 60年代に行われた73系の全金属化車体更新車の運転台は、その時に増備されていた101系のそれに近いデザインとなっています。ということで101系の運転台は・・

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 こちら。といっても、これも少々変形タイプと言ってもよいでしょう。前面窓桟にぶら下がっている無線機。これは武蔵野線所属車輌の特徴。即ち本車は1000番代になります。ということで、外観は・・・。

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 埋め込み尾灯の初期型です。仕切り窓も大きいタイプです。この頃は武蔵野線の運行本数は非常に少なく、乗るのも大変な路線でした。まあ、この頃は南武線も長沼以遠は20分に1本というローカル線でしたが。

 ということで、先に紹介した73系の更新車の外観もついでに。

クモハ73009

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方向幕無し、側窓4隅R、母線空気作用管埋め込み、運行窓丸Rタイプというスタイルです。

クモハ73027

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方向幕あり、側窓角形、母線空気作用管埋め込み、運行窓角Rタイプ、球状通風器というタイプです。前面方向板を引っ掛ける座が残されている、典型的な関西形です。