穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

Märklin 36203 CD 380 006-7 その2

どこかドイツ的

 なんとなく愛嬌のある車体のフォルム。

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 今日も実に良い天気でしたが、連日新鶴見に出向いても仕方ないので、本日は家にこもって工作に勤しみます。

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 ということで、今日も雲一つないピーカン晴天。

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 京急名物IRアンテナであります!!

 一応、鉄コレの工作も牛歩ながら進めています。このアンテナも小さなパーツで、どこかに飛んで行ってしまうことがありますので、ランナーにある状態のまま塗装をします。もちろん、アンテナ上部のゲートは塗装前に切除して、切断部は仕上げておくと良いです。この状態で加工すれば、無くすこともありません。

 そして・・・

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 こちらが塗装後です。明るい灰色に塗装します。もちろんミッチャクロンを塗布後に塗装です。

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 他のパーツも塗りました。といってもHOのステップです・・・。

 さて・・・、

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 このシュコダの109Eの形状は、穂のでん的に愛嬌のあるスタイルという様に感じるのは、何となく年末のお手入れをしている時にひらめきました!

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 これです。E18であります。穂のでんのお気にのマシンのひとつです。

 屋根の中央部が前後よりも高く膨らんでいるというロケーションがソックリです。といっても、109Eは側のダクト部分だけ張り上がっているのみで、屋根中央は特高配線のスペースになっていますが・・。E18の場合はメントラを搭載する関係で、当時の機器サイズでは背が高くなる必要があったためです。

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先頭部の丸妻も、Rの構成方法は違えど、思想は似ています。E18は猫も杓子も流線型という世界的大流行の寵児。109Eも、丸っこい流行を安価に実現させるという時代の流れ、どちらも時代背景がかかわっています。

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 どちらも、格好良さを実現するために、工夫をした形跡が良く分かる形状です。

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 シュコダがそこまで意識して本機のフォルムを設計したわけではないことは、109Eの当初のデザインスタディを見ていると判りますが、でも結果として何となく相通じるようになってしまったのは、偶然なのでしょうかねえ?

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 まあ、そういうことを想像するのは楽しいのですが、事実は設計をされた方々が良くご存知のはずです。ということで、このシリーズのマシンもゲルマン的ということで、メルクリンは製品化したのでしょうかねえ??

 

・・・次回へ続く。