旅客専門機
102型ということから、101型に続く旅客専門の牽引機となります。
101型登場から２０年。この間急速にEMU化が進みましたが、ニュルンベルクとミュンヘンの間を結ぶ速達列車は、旧来通りの客車列車で置き換えることが決まりました。
その専用列車に使用する車両として、客車と機関車がセットでシュコダが製造を担当することになったわけで、実機が落成してから２年ばかり経ちました。その間あちこちで走り込みの試験をしていたわけですが、漸く営業運転に投入されることが決まりました。
旅客専門ということなので、最近の貨物用とは異なり機能的には少ない仕様で済みます。ということは・・・
車両の長さも短くて済みます。もう少し短くても良さそうですが、まあ、お手頃な所なんでしょうか。
このマシンは、軸距が随分と短いようで、電車のそれのようです。車体の表記では2500mmとのことなので、欧州の機関車では短い部類。日本の電車ベースでいえばDT13クラスになるのでしょう。
ピコのパンタグラフに載せ換えしましたので、屋根が随分とスリムになりました。
ちょっと異色なメーカーのマシンですが、横から見た限りでは、ドイツ機になりきった風体であります。
・・・次回へ続く。
