使い勝手も良く
さて、久々の徹夜勤務になったかと思ったら、32時間勤務になってしまった。今日はそのためお休みにして、ゆっくりと寝て過ごす・・・という訳にもいかず、家の野暮用を済ませたり秋の昼長の工作を、居眠りをしながら進めることに・・・。
ドイツの鉄道もEMUがこの20年で多く出回るようになり、機関車牽引の列車も随分と少なくなりました。しかし、この111型が登場した頃は、まだ電車は都市内交通専用という考えが主流で、長距離用の電車も開発されては居ましたが、普及するまでには至っていませんでした。
従って、ルール地方の都市間通勤用の列車として3扉の客車が用意され、その牽引機として本機や一部の141型が、このオレンジの塗装をまとって用意されたわけです。
ドイツの機関車は、日本のそれと異なり当時から加減速はEF66以上に良好であり、下手な日本の電車よりは、より電車らしい動きが可能な性能があります。よって、あえて動力分散方式の電車を採用してメンテナンスの部位を拡げるという必要性が無かったということです。
まあ、それは交流電化が戦前からスタンダードだったが故の選択肢になった訳なんでしょう。それにしても、日本のカマよりも随分とスッキリとしたスタイルです。この頃は日本ではEF651000を盛んに増備していた時期になります。
これですね・・。交流マシンで比較するならED75が良かったか・・・
こちらでござんすね。なかなか交流区間の写真は無いのであります。
ウェンデツークということで、牽引するX-Wagenは穂のでんにもEp4~6まで各時代を所属させているので、本機に似合う編成を早速引かせる(押させる)ことになります。
ということで、このマシンも早速活躍を開始したわけであります。
・・・おしまい。