穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

A.C.M.E. 69464 DB Cargo 187 102-9 Ep.6 その2

車体を外すのに大汗

 さて、サウンドモデルなので、アドレス設定とESUデコーダなのでLokProgrammerでファンクションの割り付け作業をすれば、簡単に動き出すと思ったのが大間違いでした。

 まずデコーダ情報を読み出すと、ファームウェアのバージョンが2015年のものであり、今年の新製品にしては随分と古いものであるということを確認、またファンクションの割り付けを見ると、AUX1がデフォルトのF8にあるだけで、これではESUのサウンドライブラリの素のままの状態じゃね~か、ということで、説明書によるハイビームと運転室灯の割り付け、AUX1~4を余っているファンクションキーに割り付け、点灯条件などを設定し直して通電してみると、期待した動作が全然できません。

 色々動かしてみると、前灯と尾灯が完全に連動動作していることが分かったので、これは説明書に記載してある、ディップスイッチが怪し~という結論にたどり着きました。

 そのため、結局上と下を分離する作業になるわけですが、これが大変。ピコのBR141型機以上にフィット感がきっちりしており、分離作業が二進も三進も行きませぬ。

 車体がプラ製で、更に側板が別パーツとなっているので、割ってしまうという恐怖もありますので、細密ドライバやLS客車のおまけパーツの床板分離治具などを駆使して、悪戦苦闘の20分でようやく分離。

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 案の定、DIP1~4がONとなっており、完全にアナログの灯設定。これではデコーダを搭載してあっても話になりません。

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 説明書通りにOFF設定をしたら、きちんと動作しました。

 やはりイタリアメーカだけあって、詰めの甘さは相変わらずです。

 

・・・次回へ続く。