手頃な大きさ
日本の国産機は、EDという形式が比較的少ない傾向にあります。輸入機はEDが大量でしたが、国産になるとEDは主に私鉄向けとなり、省→国鉄はEFが主流となりました。
直流機では試作要素の強いED15、ED16が旧型としてあり、ED60,61,62程度でしょうか。
さて、3連休の最終日。未明に一雨来たけれども、中秋の名月の日は少々汗ばむ日和になりました。
久々に青山のお店まで散歩に出向き、帰りの新鶴見は太陽が雲に隠れて日陰となっていました。
スカイブループレートの2093号機さんです。
こちらは3日間おねんねと決め込んでいるようです。
国鉄色が確実に増加してきました。ピカピカなのは今のうち。
こちらは正面窓のHゴムが灰色なんでしょうか。
金太郎が4台も停泊しています。奥にいる65が気になりますので・・・
狙いを定めると2094号機さんでした。
こちら側には、この2063号機さんのみがお休みしています。
この塗装も、今のうちに撮影しておかないと、どんどんと減っていきます。
タンク車が出発していきました。子供たちが陸橋上から見送りしていました。連休では貨物列車も人気の的?
さて、ED16のラスト18号機は、川崎車輌製。最後まで立川機関区に生き残ったED16の一群です。EF52とともに本格的な国産電機として誕生しました。
ベースとなったウェスティングハウス製のEF51やED19とよく似た外観、台車構造になっていまして、まるでコピーした感じです。と言ってもED19よりはちょいと大き目。
このED16は、車体が前後で微妙にシンメトリーではないのが特徴でありまして、中央窓やリベット付きのバンドが偏心しています。
さて、この製品は動力ユニットのウエイトの高さが低いので、窓からプリント基板や向こう側は通して見える状態です。今回はウエイト代わりの鉛板を沢山載せましたので窓の奥は黒々としています。
今回は外観上は手入れをするほどのものは無く、パンタグラフはイモンのPS14に交換、避雷器と笛はスプレーで塗装してから取り付け、ワイパーは手持ちのボナのエッチング製に交換、ナンバープレート類は製品の後付けパーツをそのまま貼り付け、区名札は黒の色差し後、イモンのインレタで「立」を転写、カプラをケーディーの#58に交換、という程度です。実に安易な手入れでおしまいにしました。
デッキ手すりの垂直具合がイマイチですが、まあ安価なプラ製品ですので、穂のでんの技量では深入りしないのが良いです。下手に手入れをすると、逆効果。
さて、次はトビ色のホキを手入れしなければなりませんが、重い腰が上がりません。
・・・次回へ続く。