穂の原でんしゃ製作所

鉄道模型を楽しくカンタンに工作したい方にオススメ。

トラムウェイ ED16 その2

見上げちゃダメヨ!!

 EF58もそうであるけれど、トラムウェイの機関車は走り重視のため?、車体と台車間にはかなりの隙間を設けています。

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 今回のED16についても、その通りで運転室下には、微妙な空間があります。見上げてみるのはご法度。まあ運転会では上から見下ろす視線ばかりなので、ここは十分に割り切りできる部位でもあります。

 さて・・・

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 今週は江ヶ崎に新しい大型スーパーが出来ました。娘と出向いてみたら、大量の品ぞろえと安価な価格設定で、まあ開店セールという特殊事情はありますが、陸の孤島地域にしては結構な人入りでもありました。新鶴見操車場跡地のマンションラッシュが暫く続くので、集客が見込まれるのでしょう。その道すがら、久々に矢向駅前のはまりんバスに遭遇。

 矢向と云う地は、川崎から横浜に編入されたという歴史もあり、横浜の末端。ここのバスは30分~1時間に1本という、随分とローカルな路線でもあります。駅前の小さなロータリーはこのバスのためにあるようなもの。5~6分おきに通る川崎駅行きの臨港バスは、ロータリーに入らず、通りのバス停に止まって、そのまま直進していきます。川崎に戻った方が良いのでは?という場所でもあります。

 1本植わっている楠は、南武鉄道開業以来のものだそうで。駅の外観は綺麗になっていますが、フォルムは昔のまま、木造駅舎です。跨線橋も古レールを曲げて作った骨組が未だに健在。最近階段のタタキ板が貼替られて、すり減って危なっかしい状態だったものが改善されました。工事が予定されている高架化までは、このままで推移していくのでしょう。ということは、あと10年くらいはこの景色かなあ。

 

 さて、ED16はED11,14の派生製品ですので、動力ユニットも運転台部分を別パーツで延長する構成になっています。

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 オプションの錘は、説明書によるとギアユニットの上部付近に積載するらしいです。

しかし・・・・

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 今回穂のでん坊やはスピーカをダブル構成にしてしまいましたので、オプションの錘を載せるスペースを使ってしまいました。

 けれども、スペースはたくさんあります。スピーカの下部でギアユニットの邪魔にならないところや、左側のスピーカの側面や、モニタ屋根3か所、また基板の上など、空いている空間にアマゾンで購入した2mm厚の鉛細板を切断して両面テープで固定。結構な重量UPが図れました。持った感じはRocoの旧E10製品と同等程度になったかなあ。

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 ・・ということで、早々に完成してしまいました。結局のところラストの18号機に仕立てました。

 

・・・次回へ続く。